医療事務の資格はいらない!?それでも資格取得にはメリットあり

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これから医療事務の資格をとろうと考えるあなた、資格の必要性について悩むことはありませんか。

一部では「医療事務の資格はなくても働ける」という声もありますが、どうなのでしょう?

医療事務の資格をとり11年間医療機関で仕事をした経験のあるわたしが、お答えします。

医療事務の資格は取っておこう!

本記事では医療事務資格の必要性について、わたしの経験から考察していきます。

実際、医療事務の資格取得にはどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

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目次

医療事務の資格はいらない、意味がないといわれる理由

医療事務の資格をとり、約11年間医療機関で働いたわたし。

そんな筆者でも、「医療事務の資格はいらない」「資格をとっても意味がない」と思う理由が3つありました。

  • 無資格でも働ける
  • 民間資格である
  • 資格と実務は別物である

ひとつずつ、見ていきますね。

無資格でも働ける

実際のところ、医療事務の資格がなくても医療機関で働けます

「未経験者歓迎・資格なしでもOK」と求人を出している医療機関も。

未経験・資格なしで仕事に就いてる方もおられます。

資格がなくても医療機関で働けるなら、わざわざお金と時間をかけて資格をとらなくてもいいですよね。

民間資格である

医療事務資格はすべて民間資格です。

医師・看護師・薬剤師といった国家資格ではないので、確実に就職・転職できる保証もなし。

きつく言ってしまうと、民間資格は単なる検定試験なので無資格扱いです。

さまざまな民間団体が個別に資格試験を実施しているので、認定基準がバラバラ。

信頼性が高くないため、重要視されません。

結果、医療事務の資格は意味がないといわれるんですね。

資格と実務は別物である

資格を取得することで医療事務の知識は得られるけれど、その知識がそのまま実務には直結しません。

仕事の内容や進め方は各々の医療機関によって違うので、実際は職場でその都度覚えていくことが多いです。

わたしのかつての同僚は、医療事務に関する資格を何も持っていない人でした。

一緒に仕事をする人が資格を持っていないからといって、支障があったことはありません。

仕事をするうえで一番必要なのは、資格よりも職場での適応能力といえるかもしれませんね。

それでも医療事務の資格をとるメリットとは

医療事務の資格がなくても、実際は医療機関で働けます。

民間資格なので評価もされていないし、実務で役に立つわけでもない。

それでも、医療機関で働くつもりなら医療事務資格の取得をおすすめします。

医療事務の資格をとるメリット
  • 就職活動のアピールに役立つ
  • 就職後の実務に役立つ
  • 給料アップに役立つ

ひとつずつみていきますね。

就職活動のアピールに役立つ

たとえば自分が医療機関側で採用する立場ならどちらを採用しますか?

ともに医療事務未経験者で、資格をもっている人or資格をもっていない人

筆者

わたしなら、資格をもっている人を採用します。

同じような条件の応募者からひとりを選ぶ場合、資格をもっている人が有利になるのは想像できますよね。

資格があるほうが知識を証明できるし、「医療事務の仕事がしたい!」とアピールもできます。

就職後の実務に役立つ

資格取得と実務は別物とは言いましたが、医療事務は専門性のある仕事です。

なんの知識もない状態で職場にいくと、あわただしいなかでよく分からない専門用語を言われてあわてることも。

ざっくりでも先生や同僚の言っていることが分かれば、医療事務の資格をとった意味はあります。

また資格をとるときに身に付けた基礎知識は、新しい知識を吸収させやすいです。

仕事に慣れる時間も短くなり、自信をもって働けます。

給料アップに役立つ

医療機関によっては、資格手当がつきます。

ただ資格手当が出る医療機関は、少ない印象ですが……。

仕事に就いてからもスキルアップの資格はあります。

資格取得でスキルも給料もアップすれば、充実した仕事時間が送れますね。

まとめ

医療事務の資格はいらない
医療事務の資格は意味がない

医療事務の資格をとろうと考えたときに、インターネットや周りの人たちの意見を聞いて迷うことはありませんか。

医療事務の資格をもってなくても、実際は医療機関で働けます。

民間資格なのでそれほど評価もされていないし、実務で役に立つわけでもない。

それでも医療事務職に就こうと思うなら、医療事務資格をとることをおすすめします。

資格をがんばってとったことが、自信になり信用にもなります。

医療事務の資格にはどんなものがあるのか、どこでその資格をとればいいのかを迷っている方にはがおすすめ。

資格取得・キャリアアップの講座数が多いでは、就職時に差が出る最大6つの医療事務資格が目指せます。

  • 診療報酬請求事務能力検定試験
  • 医療事務OA実務能力検定試験
  • 電子カルテオペレーション実務能力検定試験
  • 医科2級医療事務実務能力検定試験
  • 2級医療秘書実務能力検定試験
  • 医師事務作業補助者実務能力検定試験

なかでも①の診療報酬請求事務能力検定試は合格率30%前後の難関試験で、この試験に合格するのはなかなかのもの。

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