パワースポット竹生島:見どころ7選と気をつけておきたい5つのポイント

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「神を斎(いつ)く島」として知られる竹生島。

その名の通り、神秘的な力を秘めた島として古くから崇められてきました。

※斎(いつ)く
けがれを除き、身を清めて神に仕える。大切に祭る。大切に祭っている。

「一度でもここに参詣した者は願いがすべてかなうと聞いている」と平家物語にも登場している島です。

パワースポットとして知られる竹生島へ行くにあたって、気をつけておくことを紹介します。

アクセス方法や船の運航情報、わたしが選んだ『竹生島見どころ7選』もお届け。

彦根港からの旅の模様とともに、ぜひチェックしてください。

行かれるときの参考にしていただければうれしいです。

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目次

竹生島(ちくぶしま) 基本情報

船を降りたったところから眺める竹生島

〒526-0124 滋賀県長浜市早崎町

問い合わせ
竹生島奉賛会 080-2536-7568
宝厳寺 0749-63-4410
都久夫須麻神社 0749-72-2073
琵琶湖汽船長浜支社 0749-62-3390 fax0749-65-0735
琵琶湖汽船今津営業所 0740-22-1747 fax0740-22-3559
オーミマリン 0749-22-0619 fax0749-24-7999
公益社団法人長浜観光協会 0749-53-2650

竹生島クルーズ運航
琵琶湖汽船

琵琶湖汽船長浜航路(長浜⇔竹生島港 往復)
通常時:1日5便
冬季:1日2便
乗船料 大人:3,130円
学生:2,500円(学生証提示要)
小人:1,570円

琵琶湖汽船今津航路(今津⇔竹生島港 往復)
通常時:1日4便
冬季:1日2便(土日祝のみ)
乗船料 大人:2,640円
学生:2,120円(学生証提示要)
小人:1,320円

オーミマリン
オーミマリン彦根航路(彦根⇔竹生島港 往復)
通常時:1日4便
冬季:1日2便(土日祝のみ)
乗船料 大人:3,000円
学生:2,400円(学生証提示要)
小人:1,500円

各港へのアクセス・運航案内は、各ホームページをご覧ください。
連休時など、増便されることもあります。
天候、その他の理由により、変更または運航中止になることもあります。

竹生島上陸時に拝観する場合、観光船料金とは別に必要。
大人:600円
小人(中学生以上):300円

竹生島へ行くにあたって気をつけておきたいこと

わたしが実際に竹生島に行き、「前もって知ってたらよかったのになぁ」と思うことがありました。

これから竹生島に初めて行く方にお伝えしたいことは、つぎの5点です。

気をつけておきたいこと
  • 竹生島へは3つの港から観光船が出ているので、自分の観光ルートから選ぶ。
  • 観光船は便数が少ないので運行時刻表を確認する。
  • 観光船の往復時間は決められているため、乗り遅れないように。
  • 島内のお土産屋さんは2~3軒で、しっかり食事するところはない。
  • 島内は急な石段もあり、バリアフリーではない。

竹生島へは3つの港から観光船が出ているので、自分の観光ルートから選ぶ

竹生島へは、今津港・長浜港・彦根港の3つの港から観光船が出ています。

自分がどの港から乗ろうとしてしているのか再度確認しておきましょう。

3つの港は距離が離れています(滋賀県民には地図を見なくても分かりますが)。

勘違いで乗る港を間違えても、すぐに移動できる距離ではありません。

観光船は便数が少ないので運行時刻表を確認する

通常期(3月1日~3月31日・4月17日~11月30日)は1日4便です。

通常ダイヤのオーミマリン彦根港から竹生島へ行く時刻表・乗船料は以下の通りです↓↓

スクロールできます
彦根港竹生島彦根港
滞在時間
1便9:009:4080分11:0011:40
2便10:0010:4575分12:0012:40
3便12:0012:4570分13:5514:35
4便14:0014:4570分15:5016:30
オーミマリン竹生島航路時刻表より引用
乗船料・往復おとな(中学生以上)こども(小学生)
彦根港➡竹生島➡彦根港3,000円1,500円
オーミマリン竹生島航路乗船料より引用

通常ダイヤのほかに、

✔冬季ダイヤ(12月1日~翌2月末日)
✔お正月初詣船(1月1日~5日の毎日)
✔特別ダイヤ(4月1日~4月16日 海津大崎花見船運航期間)

があるので、オーミマリン竹生島航路時刻表で運航時間は必ず確認しておきましょう。

観光船の往復時間は決められているため、乗り遅れないように

チケットは往復で、行きの便と帰りの便の時間がセットで指定されています。

島内の滞在時間は70分~80分。

もう少し滞在したいからといって、帰りの船の時間をずらすことはできません。

島内のお土産屋さんは2~3軒で、しっかり食事するところはない

島内のお店で、しっかり食事できるところはありません。

2~3軒のお土産屋さんがあり、ちょっとしたものが食べられるといった感じです。

食事を楽しみたい方は、竹生島観光前後の時間に、彦根市内でされるのがよいでしょう。

島内は急な石段もあり、バリアフリーではない

竹生島のなかは、バリアフリー化されてません。

階段もあるので、足の不自由な方が参拝するには難しいかもしれません。

彦根港から竹生島へ

ここからは、わたしが彦根港から竹生島へ渡ったときの模様をお伝えします。

彦根港駐車場

彦根港には無料駐車場が完備。

駐車できる台数も多いので、安心して停められます。

彦根港まで自家用車以外で行かれる方、土日祝限定で無料シャトルバスが案内されてますよ。

詳しくはオーミマリンのページで確認してみてください。

観光船に乗船するところ
観光船から見る彦根港

出港! 観光船乗り場をあとにします。

これから竹生島まで約40分のクルーズです。

観光船の中の様子

定員は160人。

船内は広く、座席の数も十分です

ゆっくり座れるのが嬉しいですね。

観光船デッキの様子

二階のデッキでは、その日の天気によって変わる琵琶湖が間近に感じられます。

観光船から見る琵琶湖

観光船の揺れと、風の匂いと、広がる琵琶湖が、なんともいえず良い!

天気が良かったのも幸いでした。

観光船後ろから見る琵琶湖

琵琶湖ってほんと大きいです!

彦根で見る琵琶湖は、わたしの住む滋賀県南部で見る琵琶湖とはまた違った景色です。

竹生島に近づく観光船

船に乗ること40分、前方に見えてきたのがパワースポット竹生島です。

観光船が竹生島に到着したところ

この日の竹生島はたくさんの観光客で賑わってました。

竹生島内の土産物売り場の様子

お土産屋さんを通り抜け、拝観券発売所に向かいます。

竹生島の拝観券発売所

竹生島の拝観料は、おとな600円(中学生以上)・こども300円(小学生)。

観光船とは別途必要です。

帰りの船の時間まで、70分~80分間、島内を散策します。

今回わたしは竹生島へ行くのに、彦根港から乗船しました。

遠方から来られる方は、彦根港に近いホテルで宿泊されるのがいいですよ。

便数が少ない観光船の時刻に合わせやすく、彦根観光にも適しているからです。

彦根港に近いホテルに泊まり時間を有効につかって、竹生島や彦根の町をめいっぱい観光しましょう。

わたしが選ぶ『竹生島見どころ7選』

竹生島案内図のパンフレット

わたしが選んだ、竹生島の見どころを7つ紹介しますね。

宝厳寺渡廊

宝厳寺渡廊の床下部分

都久夫須麻(つくぶすま)神社=竹生島神社に向かって歩いていくと見えてきます。

宝厳寺観音堂と都久夫須麻神社本殿を結ぶ渡り廊下の床下部分。

急斜面に建つため、舞台造りとなってます。

宝厳寺渡廊を人が歩いているところ

この渡り廊下は実際に歩けます。

豊臣秀吉の御座船「日本丸」の部材によって建てられたという伝承から、「舟廊下」と呼ばれています。

竜神拝所・かわらけ投げ

かわらけ投げができる竜神拝所

琵琶湖の水神である竜神さまを祀っている竜神拝所では、かわらけ投げができます。

かわらけ投げのかわらけ

2枚のかわらけのうち1枚に自分の名前、残る1枚に願いごとを書きます。
(2枚1人分 400円)

かわらけ投げの鳥居

投げたかわらけが鳥居をくぐれば、願いごとが成就するといわれています。

かわらけを鳥居まで投げるのは、なかなか難しかったです。

都久夫須麻(つくぶすま)神社=竹生島神社

都久夫須麻神社(竹生島神社)

かわらけ投げができる竜神拝所の正面には、都久夫須麻神社本殿。

豊臣秀吉が天皇を迎えるために伏見城内に造った御殿を、神殿として寄進したものです。

本殿は国宝で、天井画は狩野永徳光信の作と伝えられています。

内部は桃山時代を代表する、優雅できらびやかな装飾が施されてます。

宝厳寺(ほうごんじ)観音堂・唐門

唐門
観音堂

西国三十三か所観音霊場の第三十番札所。

千手観世音菩薩が納められてます。

豊臣秀頼の命により京都から移築してきたもので、桃山時代の代表的遺構です。

復元された建物の色が豪華絢爛、とても美しいです。

宝厳寺(ほうごんじ)本堂・弁才天堂

宝厳寺本堂(弁才天堂)

貧困を救い財物を与える天女が祀られています。

江の島・宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つで、そのなかで最も古い弁才天だそうです。

滋賀県に住んでながら、全く知りませんでした。

三重塔

三重塔

室町時代1487年に建立された三重塔は、江戸時代初期に落雷で焼失、350年ぶりの平成12年に再建されました。

古来の工法に基づいて建築されたそうです。

4本柱に32体の天部の神々を描き、四方の壁には真言宗の8人の高祖を配しています。

圧倒される外観です。

祈りの石段

祈りの石段

数多くの巡礼者や参拝者が祈りを捧げながら登ったとされる165段の石段。

島内の拝観順により、わたしの場合はこの石段が下りでした。

上りだときっと息が切れたでしょう。

まとめ

高台から竹生島港を見下ろす

島全体がパワースポットの竹生島。

竹生島に行くにあたっては、下記のことに気をつけてくださいね。

気をつけておくこと5点
  • 竹生島へは3つの港から観光船が出ているので、自分の観光ルートから選ぶ。
  • 観光船は便数が少ないので運行時刻表を確認する。
  • 観光船の往復時間は決められているため、乗り遅れないように。
  • 島内のお土産屋さんは2~3軒で、しっかり食事するところはない。
  • 島内は急な石段もあり、バリアフリーではない。

わたしが選んだ『竹生島見どころを7選』も参考に、ぜひ一度行ってみていただきたいです。

訪れた日は天気も良く、目に映る琵琶湖の「青」と島の「緑」の色が鮮やかで美しかったです。

さすがパワースポット!

すがすがしい気持ちになれました。

竹生島へ渡る彦根港に近いホテルはこちらです↓↓

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